新型ウイルスの感染拡大により日常が大きく変わる事態を迎えましたが、みなさまお元気にお過ごしでしょうか。
研究会「近代日本の日記文化と自己表象」も開催延期をしておりましたが、
このたび7月11日(土)に、第24回研究会をオンライン開催することといたしました(Zoom利用)。
今回は愛知学院大学大学院の鈴木乙都さんに、
「戦中戦後における農村出身兵士の時局認識ー愛知県大口町「前田功日記」を事例としてー」と題したご報告をいただきます。
鈴木さんご自身が数年にわたり読み解かれた日記の内容のご紹介と考察が中心となる予定です。
研究報告の後は、「戦時下日記の『並べよみ』の可能性」と題して、
京都大学の鬼頭篤史さん、秀明大学で教鞭をとられる金子元さんから、ご所有の日記をご紹介いただきます。
日が迫ってのご案内となり恐縮ですが、ぜひ奮ってご参加ください。ご参加をご希望される方は、お名前とご所属を明記の上、下記アドレスまでご連絡頂ければ幸いです。参加用のURLを設定次第、ご案内いたします:nikkiken.modernjapan(アットマーク)gmail.com(代表:田中祐介・明治学院大学)
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「近代日本の日記文化と自己表象」第24回研究会
【開催日時】
2020年7月11日(土) 14:30-17:30
【開催場所】
Zoomによるオンライン会議(参加者には後日、URLをお送りします)
【研究会次第】
1. 報告と展望(14:30-15:00)
「データベース 近代日本の日記」(β版)の公開
新規の科学研究費助成事業の計画
国立歴史民俗博物館との共同研究
今後の出版計画と研究企画
新刊紹介:『戦没学徒 林尹夫日記[完全版] ―わがいのち月明に燃ゆ―』(三人社)、榛葉英治『城壁』(文学通信)ほか
2. 研究発表(15:10-16:40)
「戦中戦後における農村出身兵士の時局認識ー愛知県大口町「前田功日記」を事例としてー」(鈴木乙都、愛知学院大学大学院)
3. 戦時下日記の「並べ読み」の可能性(16:50-17:30)
・銀行員の日記から(鬼頭篤史、京都大学)
・結核予防会医師の戦中・戦後日記から(金子元、秀明大学非常勤講師)