師走も迫ってまいりましたが、みなさまお忙しくお過ごしでしょうか。
このたびは12月10日(土)に開催いたします、「近代日本の日記文化と自己表象」第34回研究会のご案内を差し上げます。今回の研究会は、今年4月から3年計画で開始した国立歴史民俗博物館の基盤研究「近代東アジアにおけるエゴ・ドキュメントの学際的・国際的研究」(https://www.rekihaku.ac.jp/research/list/joint/2022/ego.html)との共催です。
今回は視点を東アジアに広げます。ご報告くださるお一人目は、同プロジェクトの共同研究員である金貞雲さん(韓国国立慶北大学校)です。ご自身のご研究に関するご報告とあわせ、韓国における日記研究、日記教育の現状についてもお話くださる予定です(ご報告はコリア語で、東京大学大学院の魯洙彬さんが通訳をご担当くださいます)。
もうお一人のご報告者は、同プロジェクトのリサーチ・アシスタントである王羽萌さん(立教大学大学院)です。中国のエゴ・ドキュメント研究、および日記教育の現状についてお話くださいます。
ご関心がございましたら、ぜひご参加ください。お申し込みの受付フォームを設けましたので、ご参加くださる場合、お手数ですがこちらからご記入いただければ幸いです(受付は12月7日まで):
なお今回は、対面会場(明治学院大学白金校地。参加者に後日通知)では、研究会の終了後、短時間ながら交流の時間を設けることといたしました。ご報告者との懇親、あるいは来場者同士の懇親もできるだけ図りたいと考えておりますので、そのような機会をご希望の方は、対面でご参加ください。みなさまのご近況が伺えますことも、心より楽しみにしております。
対面でもオンラインでも、お目にかかることを心より楽しみにしております。
以下にプログラム詳細を掲示いたしますので、ご参照ください。
田中祐介
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「近代日本の日記文化と自己表象」第34回研究会
共催:国立歴史民俗博物館基盤研究「近代東アジアにおけるエゴ・ドキュメントの学際的・国際的研究」
【開催日時】
2022年12月10日(土) 13:30-17:20(対面会場は18:00まで)
【開催場所】
ハイブリッド開催(対面:明治学院大学白金キャンパス、オンライン:Zoom利用)
【研究会次第】
1. 報告と展望(13:30-14:00)
※参加者自己紹介の時間を設ける予定です
2. 研究発表(14:10-17:20)
「1799年の伝染病の大流行と個人の記憶 柳懿睦(1785~1833)の「河窩日錄」を中心に」(金貞雲、韓国国立慶北大学校専任研究員)通訳=魯洙彬(東京大学大学院総合文化研究科博士課程)
「中国におけるエゴ・ドキュメントの研究動向について」(王羽萌、立教大学大学院文学研究科博士後期課程)
3. 交流会(対面会場のみ)(17:30-18:00)