第37回研究会のご案内

まだまだ残暑が厳しいこの頃ですが、みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか。
このたびは9月17日(日)に開催いたします、第37回研究会のご案内を差し上げます。

今回も二本立ての研究報告です。
お一人目は、2023年3月に東京学芸大学連合大学院で博士号を取得された真辺駿さんです。博士論文のご成果に基づき、明治大正期に神奈川県で小学校教師を務めた長島重三郎の日記や回想録を題材として、国家の期待する教師像を意識しながら、地域の現実に対峙しつつ教師となる姿を分析してくださいます。

もうお一人は、大阪電気通信大学名誉教授の小田康徳さんです。小田さんは、今年8月に琥珀書房より刊行されました『陸軍少将岡原寛 戦中・戦後日記―演説の名手が生きた銃後と戦後―』)の監修をお務めになりました。このたびは書籍の内容はもちろんのこと、同書の刊行に先立つ10年におよぶ研究会活動の概要についてもご報告くださいます。また、これまで取り組まれたきた多数の日記翻刻についてもご紹介くださるとのことでした。当日は、琥珀書房の山本捷馬さんもご参加くださる予定です。

みなさまぜひ奮ってご参加ください。研究会の開催形態は、今回も「対面開催を基本としたオンライン併用」とさせていただきます。

ご多用のところ恐縮ですが、ご参加をご希望される場合、恐れ入りますが9月14日(木)までに受付フォームよりご登録いただければ幸いです。

今回も多くのみなさまと学びの場をご一緒できますこと、心より楽しみにしております。
以下に当日のプログラムを掲示いたしますので、ご参照ください。

田中祐介

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「近代日本の日記文化と自己表象」第37回研究会

【開催日時】
 2023年9月17日(日) 13:30-17:30

【開催場所】
対面を基本としたハイブリッド開催(対面:明治学院大学白金キャンパス、オンライン:Zoom利用)

【研究会次第】
1. 報告と展望(13:30-14:00)
  ※参加者自己紹介の時間を設ける予定です
2. 研究発表(14:10-17:30)
「明治・大正期における小学校教師にとっての「地域」と「修養」―教師個人の史料を手がかりに― 」(真辺駿、明治学院大学ほか非常勤講師)
「『陸軍少将岡原寛 戦中・戦後日記』―日記からみる敗戦前後の高級将校の主観とその生活―」(小田康徳、大阪電気通信大学名誉教授)

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