冬の到来も近いと思わせる寒さが続きますが、お元気にお過ごしでしょうか。
このたびは12月6日(土)に開催いたします、第46回研究会のご案内を差し上げます。
このたびは『日記文化から近代日本を問う』(笠間書院、2017年)、『無数のひとりが紡ぐ歴史』(文学通信、2022年)のどちらにもご論考をお寄せくださったお二人がご報告をご快諾くださいました。
お一人目は上武大学の堤ひろゆきさんです。
大正期の小学校教員であった中谷勲の教員としての自己形成過程を、中谷の顕彰を意図して教員仲間が編纂・発行した『中谷勲遺稿』所収の日記・書簡の分析により明らかにしてくださいます。特に、キャリア初期の否定的な軍隊経験について取り上げてくださる予定です。
もうお一人は東北工業大学の河内聡子さんです。
遣米使節団の随員・玉蟲左太夫の航海日記『航米日録』を取り扱ってくださいます。玉蟲の見聞や随感、特に公式文書から抜き書きし、家蔵本の「秘書」として編集された「巻八」を中心に、幕末武士が異文化体験を通して感じた「本音」と「建前」を明らかにしてくださいます。
みなさまぜひ奮ってご参加ください。研究会の開催形態は、今回も「対面開催を基本としたオンライン併用」とさせていただきます。
ご多用のところ恐縮ですが、12月3日(水)までにご参加の可否(ご参加の場合は参加形態も)をお知らせいただければ幸いです。受付フォームを設けましたので、お手隙の折にご記入ください。
今回も多くのみなさまと学びの場をご一緒できますこと、心より楽しみにしております。
以下に当日のプログラムを掲示いたしますので、ご参照ください。
なお今回は常より開始時刻が30分早くなっておりますので、ご注意ください。
田中祐介
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「近代日本の日記文化と自己表象」第46回研究会
【開催日時】
2025年12月6日(土) 13:00-16:50
【開催場所】
対面を基本としたハイブリッド開催(対面:明治学院大学白金キャンパス、オンライン:Zoom利用)
【研究会次第】
1. 報告と展望(13:00-13:30)
※参加者自己紹介の時間を設ける予定です
2. 研究発表(13:35-16:50)
「『中谷勲遺稿』所収の日記・書簡における教員としての自己形成過程――大正期「信州白樺派」の社会的文脈に注目して」(堤ひろゆき、上武大学ビジネス情報学部准教授)
「玉蟲左太夫『航米日録』に見る幕末武士の異文化体験――「巻八(秘書)」の分析を中心に」(河内聡子、東北工業大学総合教育センター講師)
