みなさまお元気にお過ごしでしょうか。
このたびは、8月22日(土)開催の第25回研究会についてご案内を差し上げます。今回もZoom(https://zoom.us/jp-jp/meetings.html)によるオンライン開催です。
おかげさまで前回研究会も盛会となり、対面式の研究会に引けを取らない活発な議論が交わされました。これまで開催地が遠く、なかなかご都合がつかなかったみなさま、あるいは今回が初めてとなるみなさまも、このオンライン企画を契機として、ぜひお気軽にご参加ください。
今回は一橋大学大学院の古畑侑亮さん、明治学院大学の吉岡拓さんがご報告くださいます。
古畑さんは、「随筆を抜書するということ―幕末・明治における「好古家」の編纂物作成の周辺―」と題したご報告です。明治前期の雑誌メディアとの関わりや「好古家」の歴史研究まで視野を広げつつ、随筆の読書形態とそこから得た知識の活用のされ方について考察くださいます。
吉岡さんのご報告題目は、「19世紀に日記をつづるということ-「家の日記」「集団の日記」時代の日記論-」です。「個人の日記」の時代と一般にみなされる近代との連続や断絶も見据え、当該時期の日記の位置についてご検討くださいます。
研究会の場で、みなさまに再会できることを今から楽しみにしております。
ぜひ奮ってご参加ください。
ご参加をご希望される方は、お名前とご所属を明記の上、下記アドレスまでご連絡頂ければ幸いです。参加用のURLを設定次第、ご案内いたします:nikkiken.modernjapan(アットマーク)gmail.com(代表:田中祐介・明治学院大学)
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「近代日本の日記文化と自己表象」第25回研究会
【開催日時】
2020年8月22日(土) 13:30-17:30
【開催場所】
Zoomによるオンライン会議(参加者は後日、URLをお送りします)
【研究会次第】
1. 報告と展望(13:30-14:00)
「近代日本の日記資料データベース」の拡充計画
国立歴史民俗博物館との共同研究の進捗報告
新刊紹介
今後の出版計画と研究企画
2. 研究発表(14:20-17:30)
「随筆を抜書するということ―幕末・明治における「好古家」の編纂物作成の周辺―」(古畑侑亮、一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程)
「19世紀に日記をつづるということ-「家の日記」「集団の日記」時代の日記論-」(吉岡拓、明治学院大学教養教育センター准教授)