はやくも初夏の気配を感じるこの頃ですが、みなさまお元気にお過ごしでしょうか。
このたびは6月6日(土)に開催いたします、第48回研究会のご案内を差し上げます。
このたびもお二人のご報告者をお迎えすることができました。
お一人目は九州産業大学の出木良輔さんです。
大正期の中等国語教育、特に綴方教育に同時代文学はどのような影響を与えていたのか、国木田独歩「武蔵野日記」「小春日記」(「武蔵野」「小春」の抜粋教材)を題材にご検討くださいます。『新撰女子読本』『大正女子国文読本』等の中等国語科教科書の本文と原作本文の比較、ならびに教師用指導書や作文参考書等の分析を通じて、独歩の2作品の教材化がどのようになされ、学習者に提示されたのか明らかにしてくださいます。
もうお一人は東洋大学の尾形大さんです。
近年に完結した『伊藤整日記』全8巻(平凡社、2021〜2022年)は、1952年から1969年までの18年間の日記を収めます。この日記の詳細の読解からはすでに多くの発見があるそうですが、今回は特に伊藤の『日本文壇史』執筆の現場とその周辺をご検討の上、多くの編集者や文学者、文学関係者との交遊関係の整理を通して、伊藤を中心とする戦後の文学者ネットワークの実態を可視化くださる予定です。
みなさまぜひ奮ってご参加ください。研究会の開催形態は、今回も「対面開催を基本としたオンライン併用」とさせていただきます。対面でご参加くださるみなさまには、懇親会のご参加希望も事前に伺います(大学院生・学部生にはディスカウントがあります)。
ご多用のところ恐縮ですが、ご参加くださる場合、お手数ですが6月3日(水)までにお申し込みいただければ幸いです。受付フォームを設けましたので、お手隙の折にご登録ください。
なお、懇親会にもご参加くださるみなさまは、会場予約の都合上、5月23日(土)までにご登録ください(申込状況をみて早めに締め切らせていただく場合がございますので、ご希望の方はぜひお早めにご登録ください)。
今回も多くのみなさまと学びの場をご一緒できますこと、心より楽しみにしております。
以下に当日のプログラムを掲示いたしますので、ご参照ください。
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「近代日本の日記文化と自己表象」第48回研究会
【開催日時】
2026年6月6日(土) 13:30-17:30
【開催場所】
対面を基本としたハイブリッド開催(対面:明治学院大学白金キャンパス、オンライン:Zoom利用)
【研究会次第】
1. 報告と展望(13:30-14:00)
※参加者自己紹介の時間を設ける予定です
2. 研究発表(14:10-17:30)
「大正期における文学作品の日記教材化―国木田独歩「武蔵野」「小春」を例に―」(出木良輔、九州産業大学国際文化学部講師)
「『伊藤整日記』にあらわれた『日本文壇史』連載の現場と文壇的ネットワークの一断面」(尾形大、東洋大学文学部日本文学文化学科教授)
