9月25日(土)に開催いたします、第30回研究会についてご案内申し上げます。
このたびもZoomによるオンライン開催といたします。
今回は過去の研究会でもご紹介をいたしました、
国立歴史民俗博物館発行の『REKIHAKU』第3号(特集・日記がひらく歴史のトビラ)の刊行を記念して、同誌に寄稿されました横山百合子さん(国立歴史民俗博物館名誉教授)と松薗斉さん(愛知学院大学教授)をお招きします。
横山さんは『REKIHAKU』のご論考に基づく主題、松薗さんは同誌のご論考を踏まえた別主題のご報告をいただける予定です。今回は特集題を「日記は歴史のトビラをどうひらくのか」と設けました。
僭越ながら本企画の冒頭では、当会の代表である田中祐介(明治学院大学専任講師)から、これまでの研究会活動を振り返りながら、近代日本の日記文化について手短にご報告をさせていただきます。
おかげさまでこの9月で研究会も7周年を迎えることができました。その活動成果を場に供し、平安から近現代まで幅広い時代の日記文化を考える機会とできれば幸いです。
このような趣旨のため、各発表直後のディスカッションは設けず、最後に長めの時間を取ることといたしました。3件の報告ののち、まずは『REKIHAKU』当該号の編者である三上喜孝さん(国立歴史民俗博物館教授)にコメントをいただきます。コメントと報告者からの応答を経て、全体討論に移る予定です。
ご参加をご希望される場合、お名前とご所属を明記の上、下記アドレスまでご連絡ください。参加用のURLを設定次第、ご案内いたします:nikkiken.modernjapan(アットマーク)gmail.com(代表:田中祐介・明治学院大学)
今回も多くのみなさまのお目にかかれますことを、心より楽しみにしております。
田中祐介
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「近代日本の日記文化と自己表象」第30回研究会
【開催日時】
2021年9月25日(土) 13:30-17:30
【開催場所】
オンライン開催(Zoom利用)
【研究会次第】
1. 報告と展望(13:30-14:00)
日記文化論文集第2集の制作進捗報告
国際的連携を見据えて
2. 研究発表(14:00-16:00)
【特集:日記は歴史のトビラをどうひらくのか】
1. 「「日記文化」研究の来歴と展望 7年間の研究会活動の成果から」(田中祐介、明治学院大学専任講師)
2. 「漢文日記の現代語訳をめぐって」(松薗斉、愛知学院大学教授)
3. 「「リテラシーの起点」という視座 ー遊女の「日記」をどう読むか―」(横山百合子、国立歴史民俗博物館名誉教授)
3. 全体討論(16:10-17:30)
コメンテーター:三上喜孝(国立歴史民俗博物館教授)