第45回研究会(特別回)のご案内

このたびは「近代日本の日記文化と自己表象」研究会の「特別回」に関してご案内を差し上げます。

研究会にもご参加くださっている志良堂正史さんが、今月にご著書『他人の手帳は「密」の味 禁断の読書論』(小学館新書)を刊行されました。

志良堂さんは2016年9月に開催したシンポジウムにご参加くださり、縁が生まれました。
その後、第14回研究会(2017年12月)では、志良堂さんが進める「手帳類」プロジェクトに関してご講演いただきました。

また、2019年9月に開催したシンポジウムでは島利栄子さん(「女性の日記から学ぶ会」代表)との特別対談でご登壇いただきました。
『無数のひとりが紡ぐ歴史 日記文化から近現代日本を照射する』(2022年、文学通信)には、ご論考「手帳類プロジェクトの設計と実践―私的なプレイヤーのためのプラットフォームへ向けて」をお寄せくださいました。

直近では、第36回研究会(2023年7月)にて、このたびのご著書の構想を含め、ご報告いただきました。

ご出版を記念して、きたる11月8日(土)に研究会の特別回を開催いたします。

ご関心がございましたら、ぜひご参加ください。ご著書をすでに読まれた方も、今後に読まれる方も歓迎いたします。研究会の開催形態は、今回も「対面開催を基本としたオンライン併用」とさせていただきます。

お申し込みの受付フォームを設けましたので、ご参加くださる場合、お手数ですが11月5日(水)までにご記入ください(懇親会ご参加の場合は11月1日まで)。

なお、特別回の開催に伴い、次回通常回(12月6日開催)は第46回研究会として開催いたします。
こちらにつきましては、開催の1ヶ月ほど前に詳細をご案内申し上げます。

今回も多くのみなさまと学びの場をご一緒できますこと、心より楽しみにしております。
以下に当日のプログラムを掲示いたしますので、ご参照ください。

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「近代日本の日記文化と自己表象」第45回研究会(特別回)

【開催日時】
 2025年11月8日(土) 15:00-17:40

【開催場所】
対面を基本としたハイブリッド開催(対面:明治学院大学白金校地、オンライン:Zoom利用)

【研究会次第】
1. 趣旨説明及び参加者自己紹介 15:00-15:30
2. 「人々の手帳を通した私的さの探究」(志良堂正史、「手帳類」プロジェクト代表) 15:30-16:10
3. 担当編集者の視点から(竹井怜、小学館) 16:10-16:30
4. 休憩 16:30-16:50
5. 有志による感想と批評 16:50-17:10
6. 全体討議 17:10-17:40